「かる」のblog

2016年8月からのフロリダ州タラハシーでの生活に向けた準備の記録を残す場所を作成。 日本人があまりいないようで、日本語の情報サイトがほとんど見当たらない。 ということで、結構困っている英語が苦手な私。 自分自身の記録とともに、同じような境遇になった人のために公開記録とする予定。

アメリカで日本の教科の学習を維持する(息子の2年間のまとめ)

帰国まであと3か月。

息子のアメリカの学校生活も残すところ数日。

今までも途中経過を記してきたけれど

この2年間で息子の日本の教科学習を維持するためにやったことで

効果があったことをまとめておくことにする。

 

息子の基本情報

・現地校に通う。日本語補修校は近くにないので通っていない。

・算数が得意。言語・文字・暗記は苦手。

 

[1] 国語

①海外子女教育財団の通信教育教材

[分量];週に3日。

[内容];教科書に沿った内容

[良かった点];

分量が多すぎない。教科書で扱う内容を最低限一通り学べる。

学習進度の目安となる。作文をする機会がある。

学校で日本語学習をしていないことを前提に作られているので

国語が苦手で好まない息子でも何とか続けることができた。

 

②教科書の音読

[分量];小学1年&2年→平日一日1分(時間制。タイマーで測る)

[内容];通信教育教材の進度に合わせた単元。

[良かった点];

教科書の音読は、学習した漢字の読みの復習にもなるし、

年齢相当の日本語を読む良い機会になる。

教科書を読めない=日本の学校に戻った時に困る

というのは息子も理解できるので、

漢字を勉強するモチベーションの維持にも多少貢献。

 

③漢字ドリル(海外子女教育財団の教材の付録)

漢字のワーク(教科書準拠の問題集を日本で購入して持参)

[分量];

小学校1年生→週に3日。

小学校2年生→週に3日。

小学校3年生→週に6日(平日;毎日、土;復習)

[内容];

小学校1年生

一字ずつ新出漢字をなぞる、書くの練習

漢字の読み、漢字の書き取り

※ほとんど問題なくこなす。

 

小学校2年生

一年生と同じ順序で学習したところ、

漢字の読みと漢字の書き取りページができなさすぎて

(新出漢字を一度練習したぐらいではほとんど覚えていない)

嫌になって、投げ出すようになる。

       

※変更

漢字の読みのページを2週間ほど先行して

口頭で読むようにする。

(1日1回、読めないのは、すぐに教えてその場で復唱させる)

2週間も繰り返していれば、最後の方はスラスラ読めるようになる。

コツは、絶対に1回で終わりにすること。

(読めないのをその場で読めるようにしようとすると

嫌になって逃亡しだすので、そこはグッと我慢。

毎日続けていれば、読めるようになる)

 

漢字の読みを知ってから、新出漢字を練習するようになったら、

機械的に「なぞる・書く」作業だった練習が

その漢字の読みや意味を頭に描きながら練習するようになる。

 

漢字の書き取りはそれでもハードルが高くて嫌がる。

そこで3回同じものを練習。

1回目;答えを見ながら書く。

2回目;基本は答えを見ずに書くよう努力するが、

忘れたものは答えを見ながら書いてよい。

3回目;答えを見ずに書く。

書けなかったもの、間違えたものは練習。

 

※反省点;3回目のあとに、さらに「復習」の日を設けるべきだった。

年度末に2年生の漢字の総復習みたいなページになった時

ほとんどの漢字を覚えていなくて壊滅的な状況となる。

総復習ページを何も見ずに書けるようになるまで

徹底復習して、何とか対処。(大変だった・・・)

帰国前に2年生の漢字については、総復習する予定。

 

小学校3年生

→基本は2年生と同じにしたが、復習する機会を作るため

漢字の学習日は毎日に変更。

(漢字の負担が増えた分、得意な算数は必要なさそうな分を減らして

 全体の学習量は増えすぎないように調整)

 

①2週先行して漢字の読みだけ(ただし、一日に読む回数を増やした)

②進出漢字のなぞり・書き

③漢字の読み・書き取り1回目(答えを見て書く)

漢字の書き取り2回目(分からないものは答えを見てOK)

漢字の書き取り3回目(見ずに書く)

漢字の復習(問題の順序を並び替えて、再度テスト)

漢字の復習の復習(3回目や復習のときに間違えたものだけ復習)

 

それでも、3年生の漢字はしんどい。

今までは「知っている言葉」が「漢字」で表されるだけだったのに

3年生になってからは、

「そもそも知らない単語」が「漢字」になっていることが多く苦戦。

 

日本にいたら「開始」「中央」なんて言葉は

自然に覚えているのだろうけど、

息子の中では「はじめる」「真ん中」で止まっている。

そこに「流通」とか「東洋」とか出てきた日にはもうお手上げ。

海外生活が長い子供が

3・4年生で漢字をあきらめる事が多いのも納得。

 

特に、息子は字の読み書きに全く興味がない子で

ひらがなもカタカナも書けるようになったのは小学校入学後。

漢字はとにかく苦労しました。

まだまだ、日本の子のように完璧にスムーズにとはいきませんが、

教科書を音読できる程度には何とか維持して帰国したいところ。

 

④日記

[分量];

※小学2年生終わり頃からスタート

週に3日(月火で1、水木で1、金土日で1回)

最低2文(出来事1文&感想1文)からスタート。

書けるようになってきてから、詳細の1文を追加することに。

[良かった点];

息子が英語でのライティングが急にできるようになった頃から

日本語を書くことがすごく苦痛になり出したため始めた。

頭で考えたことをそのまま紙面に書き出す時間の確保として

すごく意味があった。学習した漢字をどこで使うかの練習にも◎。

最初は内容のハードルをかなり下げて、

「今日は一日家にいました。つまらなかったです。」でもOKに。

開始した当初は毎日書いたが、

日本語を書くことのストレスが軽減されてきた頃から回数を減らす。

週に3回ほど書いていれば、

国語の通信教育や作文を書くための力が維持された。

遠足に行ったり、海に行ったり、楽しいことがあれば自然と

書きたいことが増えて日記の内容も量の増えたので、

良い日記が書けた日はとにかくその良さを評価して、

後の日の日記は続けることに重点をおいた。

 

とりあえず、国語には時間を割いた。

息子が一人でしんどい時は、とにかく横に座って見守り、

嫌になる前に手を差し伸べた。(その間、犠牲となった可哀そうな二番目の娘・・・)

 

[ 2 ] 算数

①海外子女教育財団の通信教材

②教科書準拠のワーク(日本で購入して持参)

[分量];

週に2日。

小学1年→通信教材1回分+ワーク1ページ が一日分。

小学2年→通信教材1回分+ワーク1~2ページ が一日分。

かけ算の時には、上記プラス 九九の暗唱

小学3年→ワーク2ページ が一日分。

海外子女教育財団の教材は、

息子が帰国後通う予定の学校と教科書会社が異なるため

単元の進度が異なるため、帰国する今年度はやめた。

[内容];

日本の用語や文章題に慣れることを目的に取り組む。

算数が得意の息子は、算数の学習内容そのものは

すでに理解しているものがほとんどのため、

放置しておいても、一人で勝手に取り組んでいた。

算数に関しては、ほとんど苦労していないので、

他の人の参考になるようなネタはほとんどない。

淡々と、通信教育教材やワークを進めるのみ。

 

[ 3 ][ 4 ]理科・社会

[分量];小学校3年生よりスタート

平日はすでに国語と算数で手一杯なので

週末土日に理科1回、社会1回 とした。

[内容・良かった点]

NHK for Schoolが大活躍。

理科も社会もやはり実体験が必要だけど、

それをうちでやるのは難しい。

かといって、親が教科書を見ながら説明しても

子供はイヤイヤ聞く形になって、ほとんど頭に入らない。

 

いろんなオンライン学習教材の動画などがあるけれど、

やはり理科の「本物」の貴重な映像であったり、

社会の「実際」の現場での取材やその映像などは

NHKに勝るものはないのでは?と思う。

しかも、小学生の子供が飽きないような構成や効果音もついて

息子も楽しんで見ていました。

ちゃんと日本の教科書範囲は概ね網羅されているのも良いところ。

 

ただ、「見て終わり」だと、頭に残らないので、

見た後に、教科書準拠ワークの該当箇所の問題を解いた。

理科はそれでよいのだが、

社会は教科書準拠ワークはイマイチで、結局ほとんど使わず。

教科書準拠ワークを参考に、私が動画内容に合わせて自作しました。

(でも、これはすごく面倒だったからおすすめしないー)

この夏に帰国するからよいけれど、もう少し滞在するなら

自分が楽をするためにも何かしら対策が必要だったなー

 

ちなみに、NHK for Schoolは「先生」用の「教科書」単元を選択すると

その単元に関連する動画が表示されるのが、とても便利。

子供に見せたい動画はプレイリストを作成して、印刷しておけば

息子にそれを渡すだけで、

息子はかってにiPadQRコードを読み込んで動画にアクセス。

余計な動画が目に入って脱線することも防げるし、

私が家事をしている間にも勝手に見ておいてくれる。

 

唯一の欠点は、自分で動画を探さなくてはいけないこと。

あらかじめ動画を見て、

子どもに見せる動画を選別するのに時間がとられること。

そういう点では、タブレットとかオンライン対応の通信教育の方が楽。

 

最後に。

毎日やることを決めるのは良いのだが、

最もしんどいのは、それを確実に子供にやらせること。これに尽きる。

うちでは、基本「平日」に予定を入れる。「土日」は入れない。

そして「平日」は息子が疲れていたり、予定があったり、やる気が出なくて

全く学習に取り組まない日があったとしても、「やらせる」ことはしない。

(やらなくていいのー?ぐらいの声掛けはする)

と、決めて、本人の自由にさせました。

 

ただし、iPadのゲームや、テレビは、

その日の分までの学習が終わってなければ一切禁止。

見たい、やりたい日は、頑張って勉強に取り組んでいました。

 

そんな気にもなれずに、ひたすらレゴに没頭して、勉強から逃げる週も多々あり。

それはそれで仕方なし。

 

でも、絶対に譲らなかったのは

「その週の分の学習は、何がなんでもその週に終わらせる」

 

なので、「あー、今週はほとんどやってないなー」という週は

週末の遊びの予定はセーブして、土日の2日間かけて、どうにか取り組ませました。

(そんな土日は息子が泣き叫んだり、私とバトルしたり、なかなか大変ですが。

 日本に帰国するまでの間と思って、譲りませんでした。)

 

あとは、漢字の学習だけは、溜めると悲惨なので、(頭にも入りにくくなる)

「漢字の一日分」が終わったら、すぐにゲームが5分できる、としたら、

他の勉強をやる気になれない日でも、その5分やりたさに、漢字だけやってました。

 

国語や漢字、日記など、息子がとにかくやりたくないものには

ゲーム、お菓子、小遣い、など、もう外発的動機だろうがなんだろうが、構わず

息子がやる気になれるものを用意。

ここに関しては、英語で学校生活を楽しんでいる息子に

「将来必要なんだから、頑張るの!」と言っても

息子が心の底から納得して自発的に取り組むことはないと感じたので、

とにかく「学習し続ける」その1点だけを目標に何でもありにしました。

 

一方、算数に関しては、一貫して「勉強したことに対する見返り」は

絶対に与えることはしないと決めています。

理由は、「息子は算数が好きだから」。

大人だと通用しなさそうなこの理由。意外にも息子は納得して従う(笑)

何度か、「算数やったらゲームは?」と軽ーく打診されたことはありますが

「息子は算数は好きだから、そういうのはしないの」って軽くながすと

息子もそれ以上は何も言わず。

好きなものは、やることも苦ではないので、見返りは必要なしということのよう。

 

そんなこんなで、苦労した2年間。

きっと帰国してからは、英語の維持に頭を悩ませるのでしょう。。。

帰国子女、とか、バイリンガルなんて言葉はカッコよく聞こえるけど

やっぱり子供にとっては「かなりなストレス」以外の何物でもない。

 

息子が以前、日本語学習が嫌になった時に、発した言葉は一生忘れられないと思う。

「(世界のみんなが)同じ言葉を使ってたらいいのにー

 なんで、違う言葉をつかうの!」

 

全くもって、本当に。

タラハシーの生活⑥ アメリカと日本 4月~8月生まれの学年の違い

今回はアメリカの学校に入学する時の学年について。

 

アメリカの学校は新年度は9月から始まるため、

どの学年になるかの区切りも9月1日になります。

 

そのため、4月~8月生まれの子供は

誕生日から判断する

日本での学年とアメリカでの学年が異なってしまいます。

(日本での学年より、アメリカでの学年の方が一つ上になる。)

 

息子も6月生まれなので、これに該当し、

日本では一年生として、4月から5か月過ごした後、

アメリカでは誕生日から判断すれば2nd に入学となります。

 

しかし、我が家は次の理由から1 stに入学させました。

(学校に日本では1年生だったので、1stに入れたい、と言ったら

 その場で何のためらいもなく、OKしてもらえました。)

①2年後に日本に帰国することが絶対に確定している。

 (ビザ的に2年以上はありえない)

②当時、アルファベットは概ね読めるが、書くことはまだできなかった。

 英会話は3年ほど通っていたが、簡単な会話やフレーズと、1文字の基本的なフォニックスしか知らないので、文章の読み書きなどは、全くできなかった。

 

結果として、うちの息子にとっては、1stに入れて良かった、と思っています。

その理由は次の3つ。

①1stの言語学習では、英語の基本(文の最初は大文字、文の最後のピリオド、?、!はいつ使うのか、カンマはどんな時に使うのか、固有名詞と普通名詞、isn't やI'llは何の省略か、名詞の複数形と単数形、動詞の時制など)を教えてくれるので、英語の文法的なことを全く知らない息子も家でほとんどフォローすることなく、多くの事を学ぶことができたこと。これなしで、いきなり2nd Gradeに入っていたら、なかなか授業についていくのは大変だったと思います。

②算数の進度がアメリカの1stと、日本の一年生9月~3月+二年生の4月~7月がおおむね同じだったこと。おかげで、どちらの学校でも全く習わなかった内容がない状況となりました。日本から持ってきた算数の教材を学習する時も、本質的な内容はアメリカの学校で、図を描いたり、物を使ったりしながら、丁寧に学んでいるので、日本語の用語とか、日本語の文章題とか、答えの数字に助数詞をつけるとか、日本特有の内容だけ、フォローすれば良いので、非常に楽でした。

③クラスで一番年齢が大きいので、体格も明らかに大きい方になり、(息子は日本ではごく平均的な大きさです。)言語で不利な立場であっても、クラス内での立場が非常に不利になることがなかったこと。これは特に男の子だから、というのもあります。例えば、play tag(鬼ごっこ)する時や、追いかけっこ、ふざけ合いなどでは、一方的に負ける状況になることはなく(むしろ強い方に入る)、「言葉も通じない、体の勝負でも勝てない」の自信喪失になることはありませんでした。日本では、そんなに強い方ではなかったので、アメリカに来たら「体の勝負になったら、俺は勝てる」みたいな自信(ちょっとズルいですけれどね)は、結構大切な要素だったと、1年を振り返って感じています。ネイティブの子からしたら、息子の英語はおかしく聞こえることと思います。そういうことを、全く気にせず、息子と仲良く遊んでくれる子もたくさんいますが、中には息子の一生懸命作っているものをわざと繰り返し壊すなどの嫌がらせをする子もいます。そういう時に、身体的に有利な条件があるというのは大きな強みだったと思います。アメリカにおける6月生まれは、日本でいう早生まれのような状況なので、2ndの中に入ると、明らかに小さい方になります。

 

本当は2ndなのに、一つ下の学年に入れる、というのは

親としては、どうしてもためらいを感じて悩みましたが、

我が家は結果としてとても良かったと思っています。

 

でも、これ、結構難しい問題で

もしアメリカに来るのが一年早かったら?

(日本で年長、アメリカ1 st)

うーん、キンダーガーデンには入れずに1stに入れていたかも。

これは、とても悩むなぁ。

日本でアルファベットやフォニックスをある程度やっていたから、1stでもいいかな。

 

もしアメリカに来るのが二年早かったら?

(日本で年中、アメリカでキンダー)

このケースは絶対、キンダーに入れていたな。

 

では逆にアメリカに来るのが一年遅かったら?

(日本で二年生、アメリカで3rd)

やはり、このケースは2ndにしてもらうかな。

 

親には悩ましい問題です。

タラハシーの生活⑤ 息子の家庭学習

今回は息子の家庭学習の様子をまとめます。

 

①英語

基本方針;学校で学ぶ、ただし宿題はきちんとやる

金曜日にある単語spellingテスト(10個/1回)に向けて1日1回ずつ練習する

月・火は見て書く、水、木は私が読み上げるのを書く。

 

何回も書くとか、繰り返し作業大嫌いな息子は1日1回ずつ練習するのがやっと。

でも、毎日1回書くだけで、おおむね9点~10点(満点)とってきます。

次の週には忘れていますけどね(^^;

 

宿題は1週間分(月~木)が裏表A41枚に印刷されているプリント。

一方が英語で、一方が算数。こんな感じ。(息子の汚い字も公開...)

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基本は自分でやりますが、分からないと私に聞きます。

英語の宿題をやるときに、困っていることは、3分ほどの説明をして多少フォロー。

1年生の内容なので、さすがの私でもわかるので助かります。

でも、息子は説明が長すぎると、もういい!となるので、

タイマーで3分、とか5分とか決めてセットし、その間に簡潔に説明します。

英語でやっていることはこれぐらい。

後は、図書館で借りてきた本を読む。本当は一日20分読書をしましょう!

って学校からは言われていますが、今のところそれはちょっと難しいので

まぁ、臨機応変に。

 

②国語

海外子女教育財団の通信教育のワークを週に3つほど。

http://www.joes.or.jp/index.html

教科書に沿った簡単な内容なので、1つ10分ほどでできます。

本を読んでもらうのは好きだけど、自分ではなかなか読まない息子。

このワークは日本語を読み書きする貴重な時間です。

この教材は学校で授業を受けていない子供でもできるように配慮されているので

国語をあまり好まない息子も何とか続けることができています。

 

これとは別に教科書準拠のワークを日本で購入して持ってきていましたが、

分量、内容ともに息子には厳しく、途中で続けるのは無理と判断してやめました。

国語に関してはこの海外子女教育財団の教材が気に入っています。

大人からすると物足りない内容かもしれませんが「続ける」こと

「学校で学習していないことを、家で初めて学ぶ」という視点では

とても良いと感じています。

学校で学習していないって、大人が思っているより、かなりのハンディです。

あとは、教科書の進度の参考になります。

 

上記の通信教育についてくる漢字ドリルを週に3ページほど。

漢字を学習するって大変ですね。ちなみに漢字ドリルだけでは定着しないので、

日本から持ってきていた、教科書準拠の漢字ワークも併用しています。

漢字を完全に読み書きできるようにするには

もう1つぐらい教材があって、3回ほどやる必要があります。

私は上記の2つしか持っていないので、必要に応じて問題を自作しています。

iPadなどのアプリも試しましたが、息子はあまり好みませんでした。 

 

教科書を音読1日1分(やれなかったときは後日にまとめて2分とか3分やる)

最初は音読していなかったのですが、

音読をするようになってから、日本語の読む速度が格段に改善しました。

これは続けないと、自分で日本語の文章を読むのが苦痛になってしまうので、

改めて大切さを感じています。

教科書は、学習した漢字だけ振り仮名なしの漢字で出てくるので、

漢字の読みの復習にも最適です。

1分というのが大切で、短いように感じますが、

いやいや5分音読するより、

1分真剣に音読する方がずっと効果があると感じています。

 

国語の学習の目標は、

「日本に帰国して、日本の学校に復帰したときに、学校の授業で困らないこと」です。

息子は日本への帰国を待ちわびているので、

国語の学習に向かうための大きな動機づけとなっています。

 

それでも、やはり国語の学習は息子にとって負荷が高く、

やらないと自分が困ることは分かっていても、

なかなか取り掛かれないことも多いです。

 

そこで我が家では「ニンジンで走らせる」作戦を使っています。

(思いっきり外発的動機付けですけど、致し方なし)

問題集の1ページや1単元をやるごとに、

「お菓子を5g食べられる」というルールを決めています。

音読は1分やるごとに1g。

重さは料理用のスケールを用いて厳格に守ります。

すると、勉強途中で疲れた時に、それまでやった勉強で獲得した分の

おやつを食べて気分転換して、再度勉強に向かうことができたり、

食べたいお菓子まで、あと1g足りない!となると、自主的に音読を余分にやったり

食べたいお菓子を目標にその日の分の学習に取り組めたりします。

真面目にコツコツやれない男子には効果があり。

 

このおかげで、息子は機械の測定値の限界を実感することができており、

理科の勉強にもなっています(笑)

たとえば、グミは1個ずつのせると3gと表示されるのに、

なぜか2個のせると7gになってしまう。

(つまりグミは1個3.3g~3.4gぐらいということですね)

この体験は大きくなって有効数字の概念の理解の大きな助けになるかと(^^;

 

③算数

海外子女教育財団の教材を週に2つほどと

日本から持って行った教科書準拠のワークを週に2つほどやっています。

目的は主に「文章題」と「計算練習」、「日本語の用語を理解する」です。

 

息子は言語で苦労していますが、算数は理解が早く、私は楽させてもらっています。

基本的にはアメリカの1stの内容が日本の小学校1年生の内容に相当しているため

算数の基本内容はアメリカの学校で学習している感じです。

算数は英語でも、何をやっているのか、おおむね分かるようです。

 

問題点は「文章題」と「計算の練習量」です。

息子は最近、算数の文章なら、英語でも何となく自分で読めるようになりましたが、

半分、推測で解いています。

(分からない時は、足し算か引き算しかないから、2分の1の確立にかける)

なので、日本語の教材で、文章題をきちんと思考させるようにしています。

あとは、アメリカは日本に比べて計算の徹底練習みたいなのがないので

計算の練習量の補足の意味で、問題集に取り組んでいます。

息子は算数は好きなので、特に問題なくこなしています。

 

あとは、「1の位」「10の位」というのは、

息子は「ones」「tens」と覚えてしまっているので日本の用語に触れるとか、

また、アメリカは長さの単位が「インチ」重さの単位が「ポンド」なので

cmやmm、gについて学ぶ必要があります。

 

我が家ではこんな感じでやっています。

何がいいのかは、家庭の状況や子供それぞれに違うと思うので

親子で相談しながら、道を探るしかないです。

我が家も何をやるか、どれぐらいやるか、は、半年かけてやっと落ち着いた感じです。

 

とにかく普段の生活にストレスがかかっていますので、

あれもこれも理想的にやるのは無理です。

「これだけは絶対に譲れない!」というものを家族で相談しながら問い続けて

決めて実行していくしかないのかな。

 

タラハシーの生活④ 息子の英語

タラハシーに来てからあっという間に9か月が経ってしまいました。

その間にいろいろあったけど、ブログに記録するのをサボったので

結構忘れてしまったなぁ。

 

今回は9か月経った今の息子の英語の状況をまとめてみることに。

ちなみに、家での英語フォローはほぼゼロです。

宿題の中の文法的なもので、全く理解できていなくて、困っているなと感じたことを

3分ほど簡単に説明する程度

(それ以上長いと、もういい!と怒りだして聞かない息子なので(^^;

 

たまに海外での子育ての様子のブログで

家ですごく英語学習をフォローしている話とか見かけて

やるべきなのか、悩んだ時期もあったけど、

うちの息子はそれをやったら、健全な人間に育たなくなると感じたので

「英語は学校で。ただし宿題はちゃんとやる」を基本方針にしました。

それで、9か月たって、こんな感じというのをまとめます。

私と同じように悩んでいる人の参考になればと思います。

でも、注意点は、「帰国時の英語力に過剰な期待はしない」というのが前提にあるということです。あとは、うちは帰国することが確定なので、メイン言語はあくまで日本語という認識です。

 

我が家では、

英語でのコミュニケーション、国や人種の違い、などを「経験」できたことがアメリカに来た最大の利点であり、英語力はまぁ、ついたらラッキー、という認識に途中で変えました。(当初は英語そのものの習得をしてほしい思いが強かったのですけどね)

 

息子の英語の状況

①リスニング

まだまだ、先生の言っている内容(特に授業内容)は理解できないことも多いけど

日常生活の指示については、かなり理解できるようになった模様。

一番ついたのは、推測する力かと。

何て言ったかよく分からなかったけど、たぶん、こういう事みたい、と

彼なりに解釈して対応することが普通になった感じ。

たまに気になる単語は、家で意味を聞いてきます。

 

②スピーキング

家でも英語で表現する回数が増えています。

しかも、突然、びっくりするような少し複雑な文をサラリと言うこともあり

さすが毎日学校に通っているだけあるなぁ、と感心させられます。

文法的に間違っているのかもしれませんが、とりあえず

自分の伝えたいことを自分の知っている単語を組み合わせてどうにか表現する。

しかもその速度が日に日に増しています。

これは、友達と遊ぶ中で、何て言うのか考え込んでいては遊びが中断するし

そもそも発言する機会を失う。毎日サバイバルしているだけあります。

1年後には余裕で私を超えていると、最近確信するようになりました。

まだまだ言いたいことを自由に言える、とは言い難いですし、

表現の幅が狭いので、うまく言えなくてもどかしい思いをすることも多いですが。

 

あとは、仲の良いチャイニーズの友達の存在が大きいです。

彼はうちの息子よりも語彙力が高いのですが、

ともに英語は第二言語であるので、互いに表現がおかしいとか、

そんな事は全く気にせず、英語を使ってコミュニケーションとれればOK。

息子が自分の言いたいことを表現するための貴重な機会となっています。

 

③リーディング

ここは、最近になって急に読めるようになってきました。やはり、読めないと小学校の学習はかなり厳しいものがあります。少し心配していたのですが、このままあと1年過ごせば、最低必要なものは読めそうです。知っている語彙や表現が増えてきた頃から、読める幅が広がりました。

 

④ライティング

単語の綴りはやはり難しいですね。聞いてわかる、読める単語でも、書けないものがほとんどです。ただ、スピーキングができるようになったころから、綴りは間違っていても、作文はできるようになってきました。読めない単語は書けません、(日本語のひらがなや漢字と同じですよね)ので、まぁ、これについては正しくかけるようになるのを求めるのは、2年では難しいな、と思っています。ネイティブの子の作文もそんな感じなので、先生も作文の課題については、「自分で考えて、自分で書いた」ことを大切にしてくれます。毎週ある、単語テストの単語だけは、家で練習することにして、あとは自然に任せることにしています。

 

という訳で、現地校など英語環境の学校に通っているのであれば

家で特別に英語を学習しなくても、子供はたくましく成長していきます。

もちろん、効率は悪いです。

でも、算数が得意で、もともと日本語でも文字の読み書きが遅かった息子に

家で英語の学習を強いるのは無理でした。

自然に任せて2年間でどうなるのか、楽しみです(^^)

 

とはいえ、このままいくと息子は言語難民予備軍になります。

なので、我が家は「日本語学習」については少々強制的に学習させています。

この話は次にします。

タラハシーの生活③ 小学校の様子1

今回は、息子の通う小学校の様子をまとめてみます。

①一日の日課

 息子はアメリカでは本来2nd gradeですが、日本では1年生だし、

 英語も分かりませんので、1st gradeに入れてほしい、って言ったら

 あっさり入れてもらえました。これは、息子のクラスの日課。

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日本のように、一週間の時間割があるのではなく、

毎日ほぼ同じスケジュールです。

あまり学校の様子を聞いても教えてくれない息子なので

詳細はよく分からないのですが、基本はこの形。

後は、その日の活動に応じて臨機応変の模様。

 

日本との大きな違いは、

・休み時間というものがない

 (トイレに行きたいときは、自分でMay I go to bathroom?と聞く)

 (図書館に本を借りに行きたいときも、自分でタイミングを見計らって

  Can I go to the library?と聞いて、OKなら行ける、など)

・全体で活動する時間と、個々に必要なことをそれぞれ学習する時間が存在

 (ただし、これについては、息子は自分の活動で手一杯なので

  詳細についてはよくわかりません。

  息子いわく、みんなそれぞれ言われた違うことをする時間があるらしい)

・体育に相当するのは、LUNCHの後にPlaygroundで遊ぶ時間があるのみ

 (自由時間、休み時間とは少々異なる模様。

  息子いわく、Playgroudで遊ぶ以外は認められないとか。

  これは、夏場、いくら暑くても同じで、息子は最初「遊ぶ気になれないー」

  と愚痴っていました。が、1週間もすれば慣れて平気になったそう。)

・Snack timeがある

 (本当は軽食の位置づけで、甘いものやチップはダメ、

  と学校の説明には書いてあるけど、息子曰く

  基本的にみんなお菓子を持ってきているらしい)

 

こんなところかな。

まだまだ、たくさん書きたいことがあるから

今回はこれぐらいにして、続きは次回。

タラハシー生活② 息子の小学校決め~入学まで編

タラハシーには日本人学校はありません。

よって、選択肢は現地校(公立または私立)のみです。

日本語補修校もマイアミやオーランドにしかありませんので、

息子の日本語の維持+学習は家庭でどうにかするしかありません。

 

まぁ、迷う必要がなくて、ある意味いいかもしれません。

 

我が家は私立に通わせるような金銭的余裕はありませんので、

迷いなく公立。(そのため、私立は一切調べていないので、分かりません。)

公立は、住むところの住所でどこの小学校かが決まるので、

我が家のタラハシー行き準備は息子の小学校候補決めからスタートした感じです。

 

全く土地勘がない中で考えるというのは、なかなか大変でした。

しかも、情報は全て英語。。。

が!タラハシーで子育てをしている日本人の方が、

日本語で!たくさん情報を下さったのは大きかったです。

とりあえず、我が家が多用したサイトはココ↓

https://www.schooldigger.com/go/FL/city/Tallahassee/search.aspx

私が見ていた時と、少しレイアウトが変わってしまいましたが

場所と、学校の詳細の確認がしやすくて使いやすかったです。

しかし、アメリカはすごいですね。

フロリダの統一テスト?の成績(学校の順位)から、通っている生徒の人種の割合まで

いろいろな情報が公開されています。

 

我が家は、タラハシーの小学校事情は全く分からない中での選択でしたので、

・テストの成績のランクが⑤のところ、

・旦那さんの職場(FSU)になるべく近いところ、通いやすいところ、

・様々な人種の子供が通っているところ

 (英語が全く話せない子供の対応に慣れている学校の可能性が高いところ)

ということで、今、通っているGilchristになりました。

 

でも、家が見つかるかどうかも分かりませんでしたので、

一応、他にも小学校の候補はいくつか挙げておき、臨機応変に対応できるように

準備はしておきました。

 

家の最終決定は渡米後。

家が決まらないと、学校は決まらないため、

渡米前に学校にコンタクトをとることは、しませんでした。

そして、結果的にそれで全然OKでした。

(電話する?メールする?とか少々悩んだのですけど、そんな必要なかったです。)

 

学校のHPを見ると、たいてい入学に必要な書類が書いてあります。

Gilchristの場合はこんな感じ。

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New Student Registration Applications

Registration packets for students new to Gilchrist in grades K-5 are available in the front office. Parents/Guardians are also required to provide the following information:
  • Proof of child's birth date
  • Proof of current State of Florida immunization records
  • Physical examination (within the last year)
  • Two proofs of residency:
  1. Homestead exemption, mortgage deed, lease, rental agreement, or property tax record  -AND-
  2. Drivers license or utility bill

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とりあえず

①パスポート

②予防接種の記録

③健康診断の記録

④住所の証明2種(家を借りたときの契約の書類、公共料金の請求書など)

があれば、正式に登録してもらえます。

 

我が家は家が正式に決まってすぐ、学校に電話をしたら、

「とりあえず○日の○時に来てね!」

と言われたので、指定された日に

①、日本の病院で英訳してもらった②、④を持って、学校に行きました。

すると、事務の人がさっと目を通して、

とりあえず、この学校に入学でOKの判断を下してくれましたが、

③の健康診断の書類は入学に必須のようで、

保険に関係なく、健康診断をしてくれる場所を教えてくれて、

健康診断をして書類ができたら、それを持ってまた来てね!と言われて

その日は終了。

 

今度は健康診断してくれるところに電話して予約。

で、無事健康診断を終えて、その書類を持って再び小学校へ。

これで、正式に登録してもらえました。

でも、行った時間が遅かったので、明日登録するから、

あさってから学校に来てね!と。

(本当は新年度最初の日から通いたかったのですが、少々間に合わず

 数日前に始まってしまったので。。。)

心配していたよりも、ずっとあっさりと、入学することができました。

ただ、予防接種の記録は、Floridaの形にする必要があるので、

Health Departmentに行ってくるように言われました。

 

で、めでたく息子はアメリカの小学校のFirst Dayを迎えることができました。

小学校の生活については次回にまわします。

 

今回は手続き関連でまとめたいので、予防接種について。

予防接種については、なるべく日本で済ませておこうと思い、

渡米半年以上前から、A型肝炎B型肝炎を接種。

また、息子は、おたふくと水ぼうそうは保育園でもらってかかっていたけれど、

アメリカでは、それでダメだというので、

わざわざ血液検査をして抗体を調べてもらいました。(結果、しっかり陽性)

それらをかかりつけの小児科で英訳してもらい

それを持ってHealth Departmentへ。

 

結論から言うと、日本で準備してもいいけど、

結局こちらの人が決めたルールのものが打たれてなければ

打たなきゃいけない(しかも日本だと1~2万円かかるのにFreeで打ってくれる!)

から、あまり神経質になって準備する必要はない。。。

 

息子はポリオが生ワクチンだったときなので、

回数が足りないとかで追加で打たれたし

血液検査したけど(結果も説明したけど)やっぱり水ぼうそうは打たれるし、

3種混合もなんか組み合わせが違うとか、何とかで、

足りないと判断されれば打たれる。

 

日本で自費で打っておいたため、回数が減ったのは

B型肝炎、肺炎球菌、HIB(どれも最近生まれた子は日本でもみんな公費接種ですが)

ですが、どれもすごい金額かかったので、まぁ、アメリカ来てからでもいいのかな。

打ってないから、学校にしばらく入れてもらえない、ってことはなさそうです。

 

そうそう、予防接種の英訳ですが、

お願いしたかかりつけの先生、、、間違いまくり。

しかも接種した年月日!

(息子が生まれる前の年に接種したことになっていたり、月が違ったり。)

おかげで、少々面倒でした。(無事解決しましたけどね。)

てか、英訳してもらった意味がないんですけど!(5000円返して!)

さすがに許容範囲を超える間違いっぷりだったので、

信頼できなくなりました。日本帰ったらかかりつけの先生を変えます。。。

いや、ちゃんと自分で確認しなかった私もいけないんですけどね。

 

小学校手続き関連 サイトURL

 

フロリダ州 学校に入学するために必要な予防接種とその回数

http://www.floridahealth.gov/programs-and-services/immunization/children-and-adolescents/school-immunization-requirements/

 

学校提出用の予防接種の記録書式

http://www.floridahealth.gov/programs-and-services/immunization/_documents/dh-680-sample.pdf

 

 

 

フロリダ州 学校に入学するために必要な健康診断について

http://www.floridahealth.gov/programs-and-services/childrens-health/school-health/enrollment.html

 

学校提出用の健康診断の書式

http://www.floridahealth.gov/programs-and-services/childrens-health/school-health/_documents/school-health-entry-exam-form-dh3040-chp-07-2013.pdf

 

 ※どちらの書式も日本では作成しても意味がないので、参考程度。

 こちらに来てからで全然問題ありません。

タラハシー生活① 日常生活全般編

8月10日にタラハシー入りしてから

タラハシーで生活を始めて1か月半。(もうすぐ2か月)

とりあえず、今の自分の「タラハシー」の印象をまとめてみる。

 

①落ち着いている、とても住みやすい街

 ・観光地があまりないから、日本での知名度は低いけれど(ほぼない?)

  逆に街全体は住んでいる人がメインなので、とても落ち着いている。

 ・フロリダ州のキャピタルなので、基本的に必要なものは全てそろう。

  大型スーパーもたくさんあり、自分のお気に入りが見つけられる。

 ・住んでいる人は皆とても親切。(とりあえず、私の生活圏の人はとても親切)

 

②車はないと、なかなか辛い街

 ・街の中心部以外は、みんな車で来ること前提のお店ばかり。

  駐車場が広くて、止められないことはないから、車を持っていればとても便利。

  逆に、バスで行くと、バス停からお店までがとても遠かったりする

  (大きな駐車場を通り抜けるだけでも、かなり歩く!)ので、車でないと大変。

 ・バスは一応走っているものの、本数がとても少ない!

  そして驚きなのは、バス停に時刻表がない。

  バスがいつ来るか知りたかったら、

  中央のバスターミナルで時刻表をもらっておくか、ネットで見る。

     http://www.talgov.com/starmetro/starmetrohome.aspx

    ただ、日本のスマホをそのまま持ち込んで使っている我が家は、

  電波状況が良くないことがあり、その場で見ようと思っても見れないことも多い。

 

③日本人は想像以上に住んでいる(笑)

 日本人は本当にいないのかと思っていたけれど、

 この1か月で、たくさんの日本人の方と知り合った。

 Facebookタラハシー日本人会のグループに

 所属させてもらったことが一番大きい。

 https://www.facebook.com/groups/tallahassee.nihonjin/

 こういう場を作ってくださった方に本当に感謝です。

 でも、実は私はこの1か月半の間に街で偶然日本人に会うこと4回。

 たくさん!いるわけではないけれど、もしもタラハシー中の日本人が集まったら

 結構な人数になるのではないかな?と思えてきました。

 日本語はマイナーな言語で、日本でしか使えないけれど、

 逆にそれが日本人であるかどうかの判断基準になりえるのだな、と改めて認識。

 Asianは見た目はやはり似ているので(特にKorean)

 日本人かどうかは、やはり会話を少し盗み聞きするのが一番わかる(^^;

 それから、どこからか、日本語が聞こえてくると、とても珍しいことなので

 みんなお互いに振り返る(笑)

 そして、ほとんど間違いなく、どちらからか声をかけて、連絡先を交換したり

 数分、話をする。共通の知人がいることも多い。

 やはり日本語で正確にたくさんの情報を得ることができるので

 日本人の知人は多い方が、本当に助かります。

 でも、逆に日本人の知り合いが増えると、日本人とのコミュニケーションだけで

 事足りてしまうので(特に基本的に家事全般を担う方)、

 現地の人とのコミュニケーションの場は意識して作らないと存在しない。

 このことについては、また後で。

 

④自然が豊かで、リスと鳥がたくさんいる

 ・街のいたるところで、リスが見られます。

 ・すごくたくさんの種類の鳥がいるので、見ていて面白いです。

 ・街中をワニが歩いていることはありませんが、

  近くの湖などには「ワニ注意」の看板があります。

  でも、その湖で泳げるようになっているスペースもあり(^^;

 

⑤無料で遊べるプレイグランド(日本でいう遊具のある公園)がとても少ない

 ・小さな子供連れの場合は、これは結構、辛いです。

  日本だと、近所の公園(徒歩圏内にある公園)が1つ、2つあったりしますが、

  タラハシーは本当にない!

  地図上でParkって書いてあるところは、基本的に芝生と小道とベンチだけ。

  Tom Brown とい公園には大きな遊具があり、無料で遊べる公園は

  今のところここと、もう一か所ぐらいしかしりません。 https://www.google.com/maps/place/Tom+Brown+Park,+Conner+Blvd,+Tallahassee,+FL+32311/@30.4505861,-84.277937,13z/data=!4m5!3m4!1s0x88ec5e58e0a97337:0x7ca7901e680ceaf5!8m2!3d30.4441496!4d-84.2137161

  有料の施設内にはあったりするのですが、有料ゆえに毎日は行けません。

  静岡にあった、児童館や子育て支援センターのような場所もありません。

  図書館に小さなスペースがありますが、簡単なものしかないので、

  30分もいれば飽きてしまいます。

  ただし、図書館のBaby timeは、たくさんの親子が参加するので、

  これから毎週通って、友達ができたらいいなーと思っています。

  私は住んでいる場所的に、中央のメイン図書館と、Northの図書館を利用。

http://cms.leoncountyfl.gov/Library

 

==※10/15追記 公園について=============

 無料のプレイグランドもいくつかあることを教えてもらいました。

 とても参考になったサイトはこちら。

http://fun4tallykids.com/Fun-Around-Town/Playgrounds-and-Parks/

 あまりないと感じたのは、たぶん密度の問題だと思います。

 基本的には車で15分から30分は行かないとありません。

 なので、日本のように車で走っていて

 「こんなところに公園が!」と発見して後日行ってみる、というようなことは

 なかなか、ないと思います。

 事前に調べておく必要があります。

 

 今週は毎日、新しい公園に行きました。

 サイトにのっている公園で大きめの行けそうなものに行ってみた感じです。

 息子は7歳と大きいので、

 遊具がそれなりに充実している公園でないと満足できないため、

  とてもお気に入りは Tom Brown Park,  Winthrop Park

  まぁまぁ、気に入ったのは J Lee Vause Park,  Optimist Park かな?

  あと、行ってないところで、今後行ってみたいのが 

  Cascades Park と St. Marks Boundless Playground です。

 とりあえず、今週は、タラハシー市内を車で走り回って、

 Playgroundめぐりをした感じの一週間でした。

 そうそう、タラハシーはボール遊びをするところには全く困らないです。

 ひろーい芝生やサッカーフィールド、テニスコート、野球場、

 バスケットコートなど、いたる所にたくさんあって、

 Freeで使えそうなところも多いので、

 そろそろ息子もそういう遊びにシフトするべきかなーと思っています。

 (私も旦那さんも球技は、あまり得意でないし、好きでもないから

  息子もあまり好まない傾向があるんですけどね。。。)

 =============================

 

⑥食べ物全般

 ・意外に普通のスーパーで、手に入るものも多いです。

  豆腐、醤油、大根、ねぎ(細い緑のものに限ります)、白菜、照り焼きソース、

  すし酢、インスタントラーメンなどは、近くのスーパーで購入可能。

  ただし、一か所のスーパーで全てそろうわけではないので、どこに何があるのか

  覚えておく必要があります。

  私が利用しているのは、食品関係はPublix、Trader Joe's、The Fresh Marketです。

  (家具とかその他のものはWalmart、Targetで安いものを購入)

 ・オリエンタルマーケットでは、みそ、お米、カレー粉、ほんだし、のり、

  だしこんぶ、かつおぶし、料理酒、みりん、ふりかけ、などなど結構そろいます。

  値段は日本と比較したら少々高いかもしれませんが、

  許容範囲内の価格だと思います。

https://www.google.com/maps/place/Lynn's+Oriental+Market/@30.4320019,-84.2620854,13.46z/data=!4m5!3m4!1s0x0:0x54fcce9d3658c8c8!8m2!3d30.4291768!4d-84.2285809

 

 ・刺身、寿司好きな息子のために。とりあえず我が家がお刺身を買うのはここ。

https://www.google.com/maps/place/Southern+Seafood+Market/@30.4805528,-84.2812085,13.06z/data=!4m5!3m4!1s0x0:0xb4e4cec230359b95!8m2!3d30.5032815!4d-84.2535013

  Sushi Grade=お刺身で食べられる、という意味だとこちらに来て知りました。

  今日はここで、ロブスターを購入してみて、料理にトライする予定。

  エビ好きの息子が前から、刺身を買いに行くたびに

  水槽の中に山積みにされているロブスターを眺めては狙っていたので。。。

 

さて、子供たちが起きてきたので、今日はとりあえずこれにて終了。

今度は息子の小学校についてまとめます。